2015/07/22 更新
もはや戦車?オバマ大統領専用車「キャデラック・ワン」が凄すぎる!
アメリカ合衆国シークレットサービスが所有する、オバマ大統領専用車「キャデラック・ワン」のすごすぎる防衛能力やスペックを紹介します!まさに大統領を守る戦車と言っても過言ではないでしょう
大統領専用車「キャデラックワン」
米国大統領専用車は、エアフォースワン(大統領専用機)にちなんでキャデラック・ワンと呼ばれます。その重装甲ぶりから「ザ・ビースト」という異名も...
キャデラックワン以外にはキャデラックDTSリムジンに乗車することも有るようです。
来日した際にもキャデラック・ワンではなく、キャデラックDTSリムジンに乗っていたそうです。
大統領専用車は少なくとも厚さ5インチの軍用レベルの装甲板に完全に覆われており、その素材には特殊鉄鋼やチタン、セラミックなどを使用している。その強度は通爆発物や携行ロケット弾が命中しても食い止め、壊れないほどの強さである。ロケット弾が車体に命中し爆発することによリ生成されるメタルジェットを瞬時に天井や床へ導き、車内に及ぶ事を防ぐシステムで最新型戦車の砲塔部分と同じ構造になっているのだとか。RPG-7等のロケット弾にも耐えられるようになっている。
RPG-7を担いだイラク治安部隊の隊員
大統領専用車から降車中のオバマ大統領
大統領専用車の窓はCAL30級の防弾ガラスの4~5倍程度の厚さがあり、CAL50 12.7mm や14.5mm級の重機関銃弾をもストップするほど。防弾ガラスは厚さ12センチ以上とかなりの強度が確保されており、特に防弾ガラスについては、そのあまりの厚さゆえに十分な自然光が取り入れられないため、天井の内張り内に蛍光照明装置を備えているほどである。
大統領専用車のドアロックは大銀行の金庫並とのこと
大統領専用車のタイヤ
タイヤはタイヤビード補強式ではなくランフラットシステム。空気圧ゼロでも、時速80kmで、50km程度は走る。
化学兵器に備え外気を完全にシャットダウンする加圧、空気供給システムを搭載。
大統領専用車の車内イメージ
後部座席には大統領を含む最大4人分の座席があり、昇降できる防弾ガラスで仕切られている。 防弾のドアが厚く比較的狭い
地球上どこでもネット通信、電話が利用できる最先端の暗号化衛星通信システムが装備されており、副大統領やペンタゴンにどこでも直接繋がるようになっている。
シークレットサービス
どんなときでも非常脱出、非常回避や180度jターンなども可能なように米国シークレットサービスで特殊な訓練を積んだドライバーが運転する。運転技術だけでなくシークレットサービスとしての防衛能力も備えている。
価格は公表されていませんが、キャデラックワンを1台制作するコストは30万U.S.ドルと言われています。
大統領専用機でこれだけのスペックのマシンなら、さすがに素材だけでも相当な額と技術が必要なのだと思います。