2016/11/16 更新
レクサスカードはレクサスオーナーにふさわしいのか?徹底検証!
券面の色がブラックになっており、見た目にもステータスがあるのが「レクサスカード」です。レクサスオーナーを秘書のようにサポートしてくれるといわれるレクサスカードですが、果たしてレクサスオーナーにふさわしいカードなのでしょうか?さまざまな角度から調査しました!
皆さんは、普段使われるクレジットカードに「プラチナカード」や「ブラックカード」なる種類のカードがあることはご存知ですか?
通常よく知られたクレジットカードに「ゴールドカード」がありますが、「プラチナカード」や「ブラックカード」は、「ゴールドカード」の上位に位置するステータスカードと呼ばれています。
ステータスカードの双璧は「アメックス」と「ダイナース」!!
そのステータスカードの中でも、最上位に位置するのが、「アメリカンエキスプレス(アメックス)」と「ダイナースクラブカード(ダイナース)」と言われています。
これらの中でも、特に「アメックス」のブラックカードのことを「センチュリオンカード」と呼び、このカード1枚で、世界のスーパーカーはおろか、ジェット機まで買えるといわれています!!
日本でも、所持している人はごく限られた方のみで、有名人では浜田雅功(ダウンタウン)さんや、中田英寿さん、高橋英樹さんやみのもんたさんなど、「超」がつく有名人ばかりです。
レクサスカードは、ブラックカードの次、「プラチナカード」に属する!
「レクサスカード」は、カードの色(券面といいます)こそ「ブラック」ですが、ブラックカードの次のランクである「プラチナカード」に属します。
このレクサスカードと同ランクのカードとしては、「JCBザ・クラス」や「三井住友VISAプラチナカード」などがあります。
通常、「ゴールドカード」の入会審査でも、それなりの信用調査があり、厳しいといわれていますが、その上位カード「レクサスカード」の入会審査は厳しいのでしょうか?
入会資格は「レクサス」オーナーのみ!!
実は、この「レクサスカード」を申し込めるのは、レクサスオーナーのみなんですね!!
レクサスのオーナーであれば、車種は問われませんが、レクサスオーナーでなければ、入会申し込みすらできないという厳しさです。
さらに、レクサス店かCPOの購入者のみ!!
さらに厳しいことに、「レクサス店(正規販売店)」もしくはCPO(認定中古車)」の購入者しか入会できないんですね!!
ですから、正規販売店以外の新車購入者や、CPO以外の中古車購入者は入会審査すら受けることができません。
基本的には、「レクサス店」および「CPO」での車両購入時に、カード入会の招待をうけることが一般的のようです。
したがって、入会のための条件さえ満たしていれば、ほぼ確実にレクサスカードは発行されるようで、そういう意味では審査は甘いと言えるかもしれませんね。
通常、「プラチナカード」といわれるカードの年会費は「5万円」以上で、アメックスのプラチナカードに至っては、なんと「13万円(税抜)」なんです!!
そんな中、「レクサスカード」の年会費は「2万1000円」と、プラチナカードとしては安価です。
年会費も割と安価なプラチナカード、「レクサスカード」ですが、このカードの特典にはどのようなものがあるのでしょうか?
カードの国際ブランドは「VISA」ですから、当然、VISAプラチナカードと同等のサービスを受けることができます!
それ以外にも、レクサスオーナーズラウンジの利用、空港ラウンジの利用、各種旅館や交通機関の手配やロードサービスなど、あらゆる上質なサービスを受けることができます。以前に公開させていただいた、「キラリと光るレクサスオーナーの証し、レクサスカードとは?」で詳しくご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
この章では、以前の記事では触れられていない、レクサスカードのポイント還元や、キャッシュバック特典についてご説明していこうと思います。
キャッシュバック金額は少なくなった?
実は、レクサスカードのポイント還元率は、2012年を境に改定され、以前よりキャッシュバックの還元率が低くなっています。
2012年まではポイント還元率も高く、車両購入時のキャッシュバックに充てる目当てで保有した人も多かったようだが、現在はポイント還元率が改訂され、そういったメリットは無くなった。ガソリン代の割引などは据え置きとなったが、基本は付帯サービスを見て保有の是非を決めるカードといえる。
ですから、レクサスカードの魅力は、「ガソリンスタンドでの値引き率」など、他のカードとの比較で考えてみる必要がありますね。
トヨタのTSキュービックゴールドカードと比較する!!
レクサスカードが、レクサスオーナーにふさわしく、他のカードよりも優遇されているかは、おなじトヨタファイナンスが発行している、「TSキュービックゴールドカード」と比較して調べてみることにしましょう。
年会費1万円のゴールドカード!
TSキュービックゴールドカードは、同じトヨタファイナンスが発行しているゴールドカードで、年会費は1万円と、レクサスカードの半分以下となっています。
このTSキュービックゴールドカードの入会には、「30才以上で、ご本人様の安定した収入」が条件となっており、特に厳しい基準は設けられていません。
比較その1:ポイント還元率は?
レクサスカード:1.0% = TSキュービックゴールドカード:1.0%
で、まったくの互角です。
比較その2:ガソリン割引は?
レクサスカード:3.0% > TSキュービックゴールドカード(リッター当たり2円で)1.5%
となり、レクサスカードが優遇されています。
比較その3:利用額に応じたボーナスポイントの有無!
レクサスカード:ボーナスあり > TSキュービックゴールドカード:ボーナスなし
レクサスカードには、利用額の大きさに応じてボーナスポイントが還元されます。これはTSキュービックのみならず、他メーカーのカードにもない魅力です!
比較その4:年間50万円の利用時のお得さ!
ここでは、仮に年間50万円をカード利用した際に、カードの年会費を差し引き、どれくらい得をするかをシミュレートしてみます(UPSETさんのサイトを参照しました)。
レクサスカード:-1万6000円 < TSキュービックゴールドカード:-5500円
これは、年会費の高さから、レクサスカードでは元が取れないことを意味しています。
結論!年間100万円超の利用額がないとお得にならない!?
以上より、年間50万円程度のカード利用では厳しく、100万円以上の利用で、初めてお得感が出てくるようです。
最終的には、このレクサスカードを所有する価値は、レクサスオーナーの考えに委ねられるようですね。
今回は、レクサスカードの魅力に迫ってみました。いかがでしたでしょうか?レクサスカードを所有する価値は、最終的には、レクサスを愛しているオーナー様の所有心をくすぐるかどうかというところだと思います。最後までお読みいただき、本当に有難うございました。