2016/08/26 更新
4ナンバーのハイエースで車中泊。自作のベッドで差をつけろ!
維持費の安いハイエースバン。普段使いの他にもいろいろなアウトドア用品を積み込んで海へ、山へと大活躍だと思います。そこで欲しくなるのがベッド。でも既製品のベッドはお値段が・・・。自作のベッドで、ご使用中のハイエースをあなた好みに。今回は自作ベッドのご紹介。
なぜハイエースバンなの?
ハイエースが救急車(ハイメディック)として使われるほどの優良車両であることはすでに周知の事実ですね。当然人気もあります。
中でもハイエースバンオーナーの方はお仕事用と遊び用の両面での使い方を望まれる方が多いのではないでしょうか?
仕事用と遊び用、お手軽にチェンジできる自作ベッドのご紹介をしたいと思います。
信頼が高いがゆえ救急車採用№1のハイエース。
まずは製作費一万円ほどの自作ベッド。
コンパネ二枚と建設用の金属土台。
片側を跳ね上げればこの通り、トランポとしても使えます。
こういったベッドなどを自作する方には幾つかの理由があると思います。
まずは経費削減。既製品は高いですから。
次は自作好きな方。いわゆる「趣味は日曜大工です」という方。
そして、既製品では満足できない方。感じるものがありますよね。
平成17年式・15万キロの中古ハイエース。
これが匠の手にかかると・・・
なんということでしょう!
凄い!
フロアの寝室とで二段ベッドなんですね。
どんなものでもそうでしょうが、自作、手作りの良さは「自分のライフスタイルに合わせられる」事ではないでしょうか。
一人でふらっと出掛けるのが好きな人、仲間とワイワイ出掛けるのが好きな人、人それぞれの使い方に合わせた物を自作すれば、きっと愛着の度合いも違ってくるでしょうね。
次は一旦既製品の紹介もしておきたいと思います。
自作ベッドと既製品のベッド。
クオリティーと価格の比較がある程度できればなと思います。
パーツを数多く出している大手の製品。
大手パーツメーカーの製品。
価格:9万9800円~26万9800円(+別途取り付け工賃)
(写真は200系ハイエース)
ハイエース専門オンラインショプの製品。
価格:40万4,352円(+取り付け工賃)
やはりお値段だけのことはありますね。
きっちりとした重厚感ある空間が手に入りそうですね。
それでも調べて行くとベッドキットとして売られているものは3万円台位からみつかります。
しかしどうでしょう?3万円あれば、自分の使い勝手に合わせてベッドを自作した方がいいような気がしませんか。
建設資材をうまく使え。
鋼製束(と言うらしい)
一本300円ほどの家の梁や土台を支える金具。
建材です。
針葉樹合板
厚み約10㎜
一枚1500円前後×2枚
(写真はハイエース・スーパーGL)
自作ベッドを活かす断熱材。
同じハイエースでもDXには断熱処理が必須。
せっかくの自作ベッドも寒さに震えて、ではイヤですもんね。
建設用ウレタンフォームで安く早く。
冒頭で「維持費が安い」と謳いましたが、ハイエースバン(4ナンバー)の維持費が他の3ナンバーや1ナンバーのハイエースバンとどれ位違うのか比較してみたいと思います。
メインは車検代と自動車税。
ハイエース3ナンバーワゴンの場合
・自賠責保険24ヶ月 27,840円・重量税 32,800~41,000円・検査印紙代 1,800円
これに二年分の自動車税(5万1,000円×2)を足すと二年間で法定費用はおよそ16万4,440円~17万2,640円になります。
ハイエース1ナンバーバンの場合
・自賠責保険12ヶ月 24,040円・重量税 16,400円・検査印紙代 1,800円
二年間で8万4,480円。これに二年分の自動車税(1万6,000円×2)を足すと二年間で法定費用はおよそ11万6,480円になります。
しかし4ナンバーバンであれば
・自賠責保険12ヶ月 17,270円・重量税 12,300円~16,400円・検査印紙代 1,800円
二年間で6万2,740円~7万940円。
これに自動車税二年分(1万6,000円×2)を足しても9万4,740円~10万2,940円にしかなりません。
そして気になるのが・・・
自作ベッドなどを作成して後々気になるのが「うちのハイエース車検通るの?」というところではないでしょうか?
実は3ナンバーや5ナンバー車では安全基準が厳しいためかなりあやういのですが、バンタイプの車両であれば、「自作ベッド」としてではなく、「荷物・貨物」として扱ってくれるため、車検は通りやすくなっています。
車両の信頼性の高いハイエース。
その中でもコストパフォーマンスの高いバンタイプのものに自作ベッドを取り付ける利点が少しでも感じて頂けましたでしょうか?
自作をすることで愛車に更なる愛情をもって接してあげて下さい!