2016/05/02 更新
ステッカーを自分で作ってみませんか!?ステッカーの作り方大公開!
バイクのヘルメットは、ライダーにとって自己主張を行える重要なアイテムでもあります。自作したステッカーをヘルメットに貼付すると、ほかのライダーからも注目の的!!意外と簡単にできてしまう、バイク用ステッカーの自作方法を大公開します。
バイクのステッカーを自作するに当たり、まずは準備するものをご紹介します。
シール用フィルムラベルを用意します
これがステッカーの台紙になります。「フィルム」と明記されたものをご購入ください。通常のシール用紙ラベルやアート紙は水に弱いので避けましょう。
UVカットフィルムを入手する
ステッカー表面を保護するフィルムで、砂埃からもステッカーを守ります。グロス(光沢あり)と、マット(光沢なし)からお好きな方をお選びください。
デザインカッターを入手する
普通のカッターナイフでも大丈夫ですが、細かい細工が可能な「デザインカッター」がベターです。
直線部分をカットするために定規を準備!
ご自宅ある、定規も用意しましょう。バイク用ステッカーの直線部分をカットする際に使います。
インクジェットプリンターの場合は、「顔料インク系」を準備!
バイク用ステッカーを印刷するプリンターは、「顔料インク系」のインクジェットプリンターか、カラーレーザープリンターを使います。
これ以外に、あると便利なもの!
UVシートをラベル面に密着させる、「スキージー」
UVカット用シートをステッカー面(ラベル印刷面)に密着させるための工具です。あると便利ですよ。
金額は500~800円程度で入手できます。
大変便利!円形カッター
バイク用ステッカーが円形の場合に大変便利な工具です。600円程度で入手できます。
作業台を傷つけない、カッティングマット
無い場合は、段ボールなど、作業台を傷つけないような下敷きを用意しましょう。
”png”というファイル形式が扱える画像編集ソフトを入手します
お使いのパソコンによって、pngというファイルが扱えるソフトが異なります。
・パソコンが「Windows7、8、8.1、10」などの場合 「ペイント」を使います。
・パソコンがMac系(iMACやMac Book等)の場合、「プレビュー.app」を使います。
・パソコンがLinux系(Red HatやUbuntu系)の場合、「GIMP」を使います。
★いずれのソフトも、最初からパソコンに入っています。
今回は、簡単にバイク用ステッカーを自作したいため、最初から用意されたテンプレートを使ってみます。
とろ庵さんホームページからテンプレートをダウンロードする
バイクや自転車のステッカー作成サイト、「とろ庵」さんのホームページから、お好きなテンプレート画像がダウンロードできます。
「ダウンロード」ボタンをクリック
たとえば、写真のようなテンプレートをダウンロードする場合、画像左下の「ダウンロード」ボタンをクリックします。
上の操作で保存した画像を、「ペイント」などのソフトで文字を入れたり、色を変えるなど、編集します。
プリンターの「設定」から、台紙に合った用紙サイズを選択する
パソコンに接続されたプリンターの用紙サイズを、シール用フィルムラベルの大きさに調整します。使用方法は、フィルムラベル裏側に説明されています。
以上の操作を経て、プリンターからシール用フィルムラベルにステッカーデザインが印刷されて出力されます。
いかがでしょうか?無事にステッカーの台紙が印刷できましたでしょうか?
ここからは、ステッカーを仕上げていきたいと思います。
最低3分間は印刷した自作ステッカー台紙を乾燥!
できれば、洗濯バサミを使って、タテにぶら下げて干すと、ホコリなどが付着しにくくなります。
UVカットフィルムを準備する
UVカットフィルムを、自作ステッカー台紙より3cm程度大きくカットします。UVカットフィルムの端から2cm程度のところで台紙を上に折り返し、この折り返し線に沿って台紙だけをカットします。
UVカットフィルムの位置決め
カッティングマットに印刷したバイク用自作ステッカーフィルムを置きます。
UVカットフィルムの台紙を剥がしていないところ印刷したバイク用自作ステッカーフィルムに重ね、貼り合わせる位置を決めます。
このとき、UVカットフィルムの台紙を剥がした部分が、バイク用自作ステッカーフィルムの端からややはみ出すようにセットします。
いよいよ、UVカットフィルムの重ね合わせ
バイク用自作ステッカーフィルムと、UVカットフィルムの位置が決まったら、シワなどが無いかチェックします。
UVカットフィルムの台紙をゆっくり剥がし、剥がした部分にスキージー(もしくは定規)を押し当て、印刷したバイク用自作ステッカーフィルムに圧着します。
スキージーや定規でUVカットフィルムを押し進めるようにゆっくりとバイク用自作ステッカーフィルムに合わせていきます。
スキージーや定規を往復させて仕上げ
自作ステッカーフィルムにUVカットフィルムが貼付けできれば、スキージーや定規でゆっくり往復してなじませます。
トンボ線に沿って切り抜き
とろ庵さんのテンプレートは、図のようにトンボ線(切りしろ)が一緒に印刷されています。
このトンボ線(切りしろ)に沿って定規を当て、デザインカッターで切り抜きます。
円形の場合は注意が必要
バイク用自作ステッカーが円形の場合は、図のように90度ごとに小さな穴を開けます。
これを裏向けにし、表で開けた穴を直線で結び、中心を求めます。
この中心を円形カッターのコンパス(針)の位置とし、裏向けの状態で、バイク用自作ステッカーの半径に合わせて台紙ごと切り抜きます。
自作ステッカーの貼付けにあたり、準備するもの
霧吹き、ドライヤーを用意しましょう
バイク用自作ステッカー、霧吹き、それにドライヤーを用意します。
霧吹きの中には、中性洗剤(エマールなど)を水で希釈したものを入れておきます。
ヘルメットの自作ステッカー貼付け位置に霧吹きで液体を吹きかける
まずは、ヘルメットにバイク用自作ステッカーを張り付けたい位置を決め、そこに霧吹きで先ほどの液体を噴霧します。
その後、貼付面にドライヤーを当て、バイク用自作ステッカーの伸びを良くします。
あなただけのバイク用自作ステッカー貼付け完了!!
お疲れ様でした。
オリジナルのバイク用自作ステッカーの貼付けが終了しました!特に曲面や段差のある個所では、ドライヤーをしっかり当て、自作ステッカーを引き延ばしつつ貼り付けましょう!
オリジナルのバイク用ステッカーを自作して、個性を主張しよう!!
おめでとうございます。あなただけのオリジナルバイク用ステッカーの完成です。どこにも売っていないステッカーですから、街中で目立つこと請け合いですね。
いかがでしたか?
今回は、簡単に作れる、バイク用ステッカーの自作方法についてご紹介しました。
意外と簡単に作れるので、驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
自分だけの楽しいステッカーをぜひ、自作なさってくださいね。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。