トラックに荷物を積む時に使用するトラックロープ結び方まとめ

ロープの結び方は色々あります。その中でも使用頻度が高いむすび方を紹介していきます
急に必要な時、覚えておくと助かります。

皆さんはトラックで荷物を運ぶときにはロープを使用し、縛る場合もあると思います。 『トラックロープ』の結び方はご存知ですか？ スムーズに縛れる人はたくさんいますよね。

南京結びはロープで固定する場合の最後の部分で、しっかり固定出来る事と、アジャスター的な使用が出来ます。

大きな物を固定する場合は、途中何カ所かで南京結びを使用すると、間で緩みが出来なくて良いですよ。

トラックの荷台に引き締めながら固定する方法で、振動でも緩まない方法。
一般的によく用いられている。

積載が完了したらロープを用意し、ロープの片方の先をダンプの荷台の向こう側へ投げます。

荷台の上の積載物を並べていた作業員は、ロープがしっかり押さえるように、積載物とロープの位置を調整して、かけるフックの場所を指示してください。

荷台の向こう側にまわり、ロープの先をフックにかけます。

フックの60㎝ほど上部に、直径40㎝程度の輪を作成します。この際、左手の薬指と小指で円の側面を持ち、人差し指で輪状の付け根を持ちましょう。

ロープを投げた側にもどり、ロープを結びます。

まず、数字の「８」の字をつくります。

「８」の字のくびれを「８」の字の下の輪で一回巻き、首輪をかけるようにします。

右手で直径10㎝ほどの小さな輪を作り、先ほど作った大きな輪の付け根部分の上にのせます。

そしたら大きな輪を小さな輪に隙間なく２度巻き付けます。２回目を巻く際は、一回目よりも荷台側に巻きつけましょう。そうすることで、紐が緩んでしまうのを防ぎます。

「８」の字の下の輪からロープを通し、フックにかけます。作業員二人で息を合わせながら、「せーの」でロープを引きます。これを十分にロープが効くまで繰り返します。

ロープが緩まないように注意しながら一回きめます。

後ろへ回してギュッと引き、張ったロープの下を通してフックにかけます。

これで一か所南京結びでロープが締まりました
ロープをねじってフックにかけると、さらに効果的です。ただし、この方法はほどくのに手間がかかります。

フックの長さに余裕がある場合・・・
一回きめた後にもう一回きめて張ったロープの下を通してフックにかけます。

注意点
締め付けを強くしたい時は上のほうで結びを始める
結び終わったら必ず張りをチェックする
二人でやると楽。逆に慣れないと一人はムズい

ロープの端に輪を作る結び方として代表的なのがこのもやい結び。

もやい結びは、結ぶのも解くのも簡単で強固、高い信頼性と安全性を兼ね備えており、用途も幅広いことから「キング・オブ・ノット」の異名を持つ、世界中で最も親しまれている結びのひとつです。

１　確保したループの大きさが変化しない。
２　負荷が加わっても解けにくい。
３　細い紐から太いロープまで安定して結べる。
４　簡単にむすべる。
５　ほどこうと思えば簡単にほどける。
６　いろいろな所に応用できる。

2本のロープをつなぐ結び方の中で、最も簡単で信頼性が高い。太さが異なるロープ同士でも固くつなげ、テンション(張力)が掛かっていれば緩まない。ロープの長さが足りない場合や、ロープが切れてしまった際に便利な結び方だ。

1)白ロープの端側を折り返し、青ロープの端側を矢印の方向に通す
2)青ロープを折り返した白ロープの下に通す
3)青ロープを矢印の位置に通す
4)両方のロープを左右に引っ張り、結び目をきつく締める

ロープを適当にまとめると、いざ使うときに絡まって解くのが面倒になる。そんなことにならないように、使い終わったロープはきれいに束ねておこう。解くときはロープを元側を引くだけだ。

1)ロープを折り返し、まとめたい長さの棒状に束ねる。先端は、棒状のロープに巻きつける分だけ残しておく
2)棒状に束ねたロープに、余った端側を巻き付けていく
3)巻きつけるロープが重なったり隙間が空かないよう注意しながら下へ巻いていく
4)下まで巻いたら、1の棒状の輪に端側を通す
5)棒状に束ねた上部の輪を引くと、端側を入れた輪が締まり固定される

いかがでしたか
トラックロープの結び方をまとめてみました。
ロープの結び方は特に南京結びは覚えておくと便利です、仕事やプライベートに役立ちます。
トラックロープの結び方は、まだたくさんありますので是非本などで調べてみてください。