2016/03/01
bruklyn
2015/07/22 更新
ニュースなどで天皇陛下がお乗りになられている車、「御料車」。天皇陛下専用の車だから、きっと豪華なだけでなく設備も充実しているのだろう、と思っていましたが、やはり、ただの車ではありませんでした。
トヨタ「センチュリーロイヤル」
「菊の自動車」とも呼ばれ、天皇陛下がお乗りになられ御料車。御料車は専属の運転手(お抱え運転手・宮内庁管理部車馬課の係長クラス)が運転し、一般にナンバープレートがある位置と後部ドア付近に菊の紋章が標記され、前方・後方のドアが観音開きになっています。この車はトヨタの「センチュリーロイヤル」と呼ばれる車で、一般への販売は行われていないとのことです。
陛下御用達のトヨタセンチュリーロイヤルは専用設計である。 防弾、アンチバースト仕様。5リッターV12、350馬力のエンジンを備える
「御料車」の気になるスペックですが、全長6155mm、全幅2050mm、全高1780mm、室内長2950mm、室内幅1605mm、室内高1250mm、車輌重量2920kg、エンジン総排気量4996ccと国産車では他に類を見ないような超大型車両となっています。乗車定員は8人、天井に和紙、後部座席に毛織物、乗降ステップに御影石、その他に天然木などの自然素材が使用されています。また前席は革張り・後部座席は布らしいです。
また、細部に細かいこだわりも見られます。例えば、サイドウインドウの形状は、天皇、皇后両陛下や国賓の方々のお顔が美しく見えるようデザインされています。気になるお値段は天皇・皇后陛下が乗車される標準車(ナンバー皇1)の価格が1台税込み5250万円、防弾性能等が強化された国賓接遇用の特装車(ナンバー「皇3」、「皇5」)が1台税込み9450万円だそうです。
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